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無彩色

2019/ 07/ 16
                 
無彩色
白と黒との混合で得られる色(白と黒自体も含む)

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あの日私の人生は無彩色になった。
その日から一か月
色を取り戻そうと足掻いたが
真っ黒になった。
白すらなくなった。

人間はそんなに弱くない。

何にもない
真っ暗な世界でも
苦しんで
悲しんで
足掻いて
藻掻いて

そうしてれば
白ぐらいは取り戻せた。

姿かたちは見えないけど
二進法の先にいる人達からの言葉で
何個か色を取り戻せて

昔からの友人や
この地にいる
数少ない知人の言葉で
また何色か取り戻せた。

小さな商店街の薬局の
貼られたまんまで
色あせたポスターぐらいには
なったと思う。

だから一歩踏み出せた。

一歩踏み出したら
とんとんと前に進んで
今ではあの日よりも
色鮮やかな人生になっていると思う。

そうしてくれた人たちに
君に私は感謝している。

いま私の目の前にある景色
それを大事にいしていきたい。
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コメント

苦しい時がありましたね。
まだ、色々と終わらない事があって
色鮮やかな世界には見えない部分もあるかもしれませんが、乗り越えた先には過去に見た事もない様な美しい光、色彩に彩られた世界が待っているのではないでしょうか。
周りの人たちに感謝ですね。
詩人ですね
ステキですね。
作詞家の松本隆さんも、妹さんのご病気のとき、世界の見え方が変わったというようなことをおっしゃっていました。「色」は、そのときどきの気持ちに寄り添ってくれますね。

絵具の混色で、白を混ぜると明度はアップしますが、彩度はダウンします。
これって、お付き合いする時間と似ているように思います。
彩度がダウンするのは、悪いことではありませんよね。
よく言われる「空気のような存在」になっていくことが、彩度のダウンと重なるのかなと思います。
思い出も似ているところがありますね。
たびたびすみません
そうそう、素ももも様、「文月の歌」の締め切りは、今日の夕方のでですよー。
まゆこさんへ
きっと
最後は色鮮やかな
人生だったな~って
言えるんだと思います。
そうなるように努力します。
ゴネコさんへ
ゴネコさんに
詩人だなんていわれるとすごく嬉しいw

おもったこと
感じたことを

なんとなく書いたものです。
ゴネコさんへ
みたいですねw
今月はやめておきますw
あとで皆様の見に行きますw