息子さんへの紹介

彼女さんと散歩に出かけた。

ホタルを見ようと思ってたので

その公園までは車だ。

その車の中で話した。

『やっぱ彼氏って言わないつもりなの？』

「うん・・今回は・・・」

『俺はさ　やっぱ嘘は嫌だな。』

『言わないのと嘘は別だよ』

『でもこれ三人で食事したら嘘になる。』

「そっか・・・・・」

『三人で食事なら話してからじゃないと・・・嫌だな』

『だから言わないでおくなら中止か息子さんと二人で行ってくれば？』

『元彼さん含めて三人でもいいよ』

『お金は全部俺が払うし　それが誕生日プレゼントみたいな』

「え～そんなの嫌だな」

『一度誘ってしまったその日に二人で

　夕飯一緒にっていうのは難しいよ』

「そりゃ　そうだね」

『それこそリエ（仮）との先の事を考えるならさ

　嘘から息子さんとの関係が始まるのは嫌だし』

『昨日言われた時点で気が付けばよかったんだけど

　俺も自分のこともあるし突然でパニックっちゃった。』

「でも彼氏だって　いずれっていうか　近々言うつもりだよ」

『いや　近々ではもはや遅いよ・・・

　いついつ頃から付き合い始めたんだよね？

　とか息子さんが誰かから聞いて初めての食事より前だって

　気が付いたらそれこそ傷つくんじゃないの？』

「そっか・・・・そうだよね」

『あの時嘘つかれた！！とか

　そんなことぐらい理解できたのに！！とか

　なんで俺だけに嘘ついたんだ！！とか

　そういうほうが気づつけてしまうと思うんだけど・・・・』

思ったより長くなりそう

続く