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たからもの 宝者

2018/ 10/ 04
                 

会社で役員になり、結婚して、子供が生まれて、強くなったことを実感する。

20代の頃だったら耐えられなくて最悪な道を歩んだと思う。

日々成長していたのだな。

 

その頃を思い出す。

当時の私は自分が弱い 極端に精神面が弱いことを自覚していた。

私は、それを出会って数回デートしただけの女の子に伝えた。

私はそんなことを伝えていたことも忘れていたのに、

その子はずっと私を観察していたらしい。

 

「弱いことは悪いこと?」

「弱虫は悪い子なの?」

 

この言葉で救われた。

この言葉だけで答えは出ていたのに当時の私はさらに悩みを伝えた。

 

『弱いからこそ生まれてくる最悪な考えの黒い自分が許せない。』

 

「そんなの黒いって言ったらみんな黒いよ」

「大事なのはそこじゃないよ どうその黒いのを消化するかでしょ?」

「我慢するのも一つだけど 対象物にぶつけたっていいんだよ。」

「でもぶつけるときにいっぺんにぶつけちゃだめだよ。」

「一個ぶつけては返事を待つ それの繰り返し キャッチボールじゃなきゃだめだよ」

「でもどうしても黒いものが先にたまっていくときもあるよね?」

「その時は私にぶつけていいよ それに素ももも君にはそれをぶつけても

 悪く思わない宝者がたくさんいるでしょ?」 

『なぜか自分にはいい友人が集まってくる。』

って私に言ってたよね・・・

「それ私は違うと思う。素ももも君にも選ぶ権利があったんだよ。

 素ももも君が選んできた友達なんだよ。

 どんな素ももも君を見でも宝者は素ももも君の事を大切に思うよ。」

 

「それに素ももも君 自分がしなきゃいけないこと するべきことわかってるじゃんね

 よく頑張ったね すごく大切なことだよ。」

 

 

あの時もらった言葉だけど 今の私もまた救われている。


 

あれから十年以上の月日が流れているけど私はまだ彼女以上に

精練された人と出会ったことがなし

今後も出会うことはないだろうと思っている。

 

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コメント

…会話中にポンポンと仙人のような言葉が出てくるなんてすごい人ですね…!
もしかして本当に仙人なんじゃないですか?( ゚Д゚)
Re: タイトルなし
◎◎べぇさん
はいっ
当時私の目標でした
彼女のような人間性を手に入れたいとw
結局無理でしたが
あのころよりは近づいてると思いますw