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製造業の品質

2018/ 12/ 14
                 

『安くて良いもの』

製造業を営んでいれば

必ずや耳にする言葉

私が入社したての頃

ある会社の購買担当から言われた言葉

品質 値段 納期は どれかが良くなったら

 どれかが悪くなるものではなく

 品質が良くなれば 安く作れるようになり

 納期もかからなくなる』

当時全然納得いかなかった。

今は多少ならわかる。

品質が安定して 捨てる部材や直し工程がなくなれば

単価は安くなり 納期もかからなくなる。

でもそれはわずかな幅しか持たなくて

必要以上の品質を求められたら

単価はあがるし 納期は延びる。

100円均一をみればわかる。

同じジャンルの製品で

5倍以上値段のする物を購入して見比べたら

やっぱ 違うんですよね。

どこで買っても対して値段が変わらない

クリップや磁石なんかは同等か大差ないけど

鉄のスケールなんて バリだらけだし

スタンプ台のインクはみずっぽいし

『安くてそこそこ良いもの』

『凄く安くて使うには事欠かないもの』

『高くて良いもの』

この3種類あたりが世の中では妥当なところではないだろうか・・・

『安いけど使うのも嫌になるもの』

『高いけど良くはないもの』

この辺は作らないように努力していきたいです。


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