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東日本大震災
2018/ 11/ 223.11
私は震度6弱の場所にいた。
すごい揺れだった。
水道は流れないし
電気だってつかない
東京に戻りたくても戻れない状況だった。
数時間待てば 電気も水道もと思って
借家で時間をつぶしていたが
全然状況は良くならなかった。
弟と意を決して 東京に向かうことに決めた。
ガソリンは心もとない。
信号はまったく意味をなしてない。
にもかかわらず本当に困ったときには
人間は協力できる。
交差点の大小にかかわらず
譲りあいの精神のみで
事故もなく車が進んでいく。
途中手でぐるぐるハンドルを回せば
ガソリンを入れられる小さなスタンドを発見した。
みんな10Lまでだったが東京までと説明すると
20Lも入れさせてくれた。
国道に出ると渋滞はしていた。
入れたとはいえまだまだ心もとない
ガソリンの量
電気が通ってないので真っ暗な景色の中
ラスベガスかのように煌々としている街を発見
土浦だった。
なぜかここだけは電気が通っているようで
ガソリンスタンドもやっていた。
12時間以上をかけて東京に戻れた。
この時のことは忘れない
本当に困ったとき人は優しくなれることを学んだ。
またこの時の罹災が今回の弁護士を選ぶ前の
法テラスでの無料相談につながっているのは
いったい何の因果なのだろうか?と思うとともに
この記事を書かなければと思いました。
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