家畜日記⑦ 朝食事件

平日の私の起床は　6時25分だ。

平日は毎日この時間に起きる。

目覚ましは1回

体を起こすまでの時間は

夏であろうが冬であろが1分以内の誤差だと思う。

 

そこからうがいをしてトイレをすませ

朝食をたべる状態になるのが6時半

 

しかし　きちんと時間通りに

事を進められない嫁は

この時間に間に合わせられない。

私が食べられる体制になる前に準備が終わっていたことなどない。

このような状況なので数年前6時半起床だった時間を5分早めた。

 

そんななか事件は起きた。

その日はいつも以上に朝食が遅い。

45分頃やっと準備が終わった。

 

当然私の行動はすべて15分以上遅れることとなる。

 

どうにか準備を終えて

子供といつもより少し長めにしゃべっている私に嫁は言った。

 

「遅刻するよ？　いつもより　遅いよ　今日は！」

 

 

　　！　

 

 

あなたがね・・・

 

 

私はいつもどおり・・・・

 

 

 

なんだろうね・・・・

夫に厳しく　自分に甘い嫁

 

保身のために言うが

私は時間にうるさいと自覚している。

だから過去には朝食は自分で用意すると提案した。

だが却下された。

 

おそらく嫁の中で朝食すら作らない自分というのが

その安いプライドに引っかかったのだろう。

 

一回も時間通りに朝食を作れない嫁に覇権を奪われ

自分で作ることすら禁止させられた状態で

私はどうしたら自分の納得のいく時間に朝食を食べ

気持ちよく出社できるのだろう？

 

そんな人間らしいことすら許されない男

素ももも